散文ブログ『ちりぶみ』
数名による持ち回り創作ブログ。4のつく日(4・14・24)更新。
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バトルみかん 【前編】   (2007/03/24)
 腐ったみかんを握りしめていた。鼻に突き刺さる腐臭にもすっかり慣れきってしまった。
 「いつからこんなことになったんだろう。」
 教室の片隅でそっとつぶやく。僕たちは疲れきっていた。だから、そんな少し愚痴っぽいつぶやきなどに反応を示す者はなく、ただ沈黙だけが教室を支配していた。みかんを床に放り捨てた。じっと手を見る。黄色くて、臭かった。僕も、それをむきになって洗い落とそうとはしなかった。
 「いつからこんなことに・・・。」
 僕はもう一度つぶやいた。
 初めはたわいのないいたずらだった。みかんの皮で汁を飛ばして、目潰しとか言いながらふざけ合っていただけだった。それがいつのまにか、こんな悲惨な戦いになった。僕はこれまでのことを思い出していた。

開戦前日
 戦いを目前に控え、僕たち6年4組の士気は高かった。学級委員の一之瀬を先頭に、一丸となって戦い抜く決意だった。一之瀬の檄が飛ぶ。
 「校長先生はおっしゃった、勝ち残った者には、欲しいものをどんなものでも買ってあげると。しかし、この戦いでその栄誉にありつけるのはたった一人だけだ。当然、最後には優しさや友情を捨ててでも、友達や、もしかしたら好きな人と戦わなければならないかもしれない。」
 僕の欲しいもの、それは発売されたばかりの「プレイスタリオン3」だ。絶対に生き残って、買ってもらうぞ。
 「それでも、まずはクラスとしての勝利を目指さなければ話にならない。幸い、俺達6年4組は、学年随一の戦闘力を誇っている。さらに、他の組にはない団結力があると信じている。なんとしても、このクラスから優勝者を出すんだ。」
 クラス全員が鬨の声を上げ、一之瀬の檄に応える。すでにやる気満々だ。
 僕ら4組は戦略面でも他のクラスを上回っている。学年5クラスの中の4組。フロア端に近く、集中攻撃を受けにくい。また、目の前がトイレという立地条件。戦闘開始と同時にここを押さえ、おしっこが我慢できなくなった奴が来たら、芳香剤のスプレーを浴びせかける作戦だ。さらに、隣りの5組と同盟を結び、背後を固めておいて3組を潰す。残る1組と2組は東階段を守る5組に背後を襲わせ挟み撃ちにする。その後は5組との同盟を破棄し、問答無用、容赦無しの乱戦となるであろう。そのときに役に立つであろう最終兵器が「腐れみかん」だ。これを食らった奴はひとたまりも無いだろう。なにせこの腐敗臭だ。そもそもこの戦いは、みかんの皮で汁を飛ばし合ったのが始まりだった。僕たちはその頃から、給食のみかんを食べずに備蓄しておいたのだ。まさか学年全体を巻き込んだ戦いになるとは想像もしていなかったが。

開戦
 いつもと変わらない朝だった。みんな普通に学校にやってきて、普通に挨拶を交わしている。しかし、始業のチャイムが鳴れば、戦いが始まるのだ。そう思うと、みんなどこか緊張しているようにも見えた。いつもは遅刻してくる奴も、今日だけは早くから来て作戦を確認していた。やはり、いつもとはどこか違っていた。
 女子を中心とした防衛部隊は、みな迅速な動きでバリケードを作り上げた。トイレ部隊はすでに編成を終え、出口に陣取っていた。5組からの援護も確認が取れている。万全の体制でチャイムを待つ。しばしの沈黙。
 チャイムが鳴った。
 フロアじゅうから地鳴りのように声が上がった。戦いが始まった。トイレ部隊は男子女子ともにダッシュ。男子トイレを難なく制圧。すかさず芳香剤を構える。女子のトイレは3組に近く、「やーい、ぶーす、ぶーす」などと言葉による攻撃を受けていたが、「うるせえ短足!」とすかさず反撃し、むしろ相手側を負傷させていた。5組はクラスの半数を東階段の防備に回し、残る半数は3組との国境まで出張っていた。
 3組の何人かはすでに中央階段の防備に回ったようだ。1組と2組はどういう動きをしているかはわからないが、1組は当然、西階段の制圧にかかったのだろう。2組は地理的条件が厳しいため、教室の防備を固めているだろう。もしかすると隣接するクラスとすでに同盟が成立しているかもしれない。1組と同盟していれば、すぐさま3組を攻撃にかかるところだが、今のところその気配はない。
 ここは5組と共同で3組を一気に制圧したいところだが、ひとつだけ大きな問題があった。それは「松ヶ峰小学校のチェルノブイリ」「3組の核弾頭」「いるだけでいやがらせ」とも言われる、脇本の存在だった。奴はワキガだった。その臭いは隣りのクラスまで届くほどの強烈さで、今も最前線で戦う者の中には体調不良を訴えるものがいる。奴を倒すことができなければ、4組5組ともに全滅ということも考えられる。5組があっさりと4組との同盟に応じたのも、そういった理由がある。
 奴を倒すための具体的なアイデアは、実は何も無かった。5組の学級委員である村西とのミーティングが続いているが、効果的な手段があるとは思えなかった。すると突然、国境方面から叫び声があがった。
 「3組が来やがった!」
 いきなり来たか。
 「こっちも出撃だ!男子は武器を持って突撃!女子は言葉で相手の士気を削げ!」
 僕も黒板消しを手に、3組との国境へ向かった。3組は鼻づまりの兵士を攻撃部隊にまわしていた。そして部隊の中心には、あの脇本。まわりの連中は、年末の大掃除で使った、白い液体ワックスをぶちまけながら突っ込んでくるが、何より恐ろしいのはあの臭いだ。こちらも悪臭に苦しみながら、チョークやら黒板消しやらを投げつけた。相手の顔面を狙ったが、臭いにやられ、コントロールが定まらない。
 「はっはっはっは、てめーらみなごろしにしてやるぜ!」
 3組は勢いを増して突撃してくる。脇本も脇を思いっきり開いて「さあ私を見て」のポーズで迫ってきた。4組の警備兵がバタバタと倒れて行った。5組からの遠征部隊にも被害が出ていた。一之瀬は一旦国境から退くことを決意した。
 「退避!退避!バリケード内に入り、守りを固めろ。」
 あっさりと国境から撤退。2クラスで戦っているのに、撤退とは。屈辱だ。しかし一之瀬は冷静だった。3組が脇本の攻撃力に気を良くし、4組との国境線を越えた時だった。
 「トイレ部隊!行けえ!」
 その声が響くや、3組の背後から植草を中心としたトイレ部隊が現れた。その手にはトイレから取り外された消臭スプレーがあった。
 「目標、脇本。スプレー全開!撃てえぇぇ!」
 一斉にスプレーが放たれた。僕たちにとってそれは美しいハーモニーの様だった。周囲にたち込めた悪臭は、たちまちキンモクセイの香りに変わった。さらにスプレーを相手の顔面に直接噴射して戦闘不能にした。
 5組では村西の怒号が飛ぶ。
 「おらぁ!やっちまえ!」
 4組5組は反撃に転じた。5組は接近戦に強く、特に男子によるプロレス技が効果的だった。3組は大きな損害をだし、やむなく撤退した。惜しくも脇本は討ちもらしたが、これでしばらくは敵からの攻撃という驚異はなくなったと言ってよい。
 目潰しを食らって捕虜となった者達には、悲惨な運命が待ち構えていた。ある者は、くすぐりの拷問で好きな女子の名前を言わされた。
 「えーうそー、お前あいつのこと好きなんだ。」
 と、まわりからさんざんいじられ、からかわれた。
 さらに好きな相手が4組や5組の女子だった場合、本人から直接「何よ、あんたなんか大嫌い。不潔、バイキン、変態、近寄んないで!」なとど言われて、ショックで死んでいった。
 好きな女子の名前を言わない者は、電気あんまの刑に処せられた。いずれも残酷な死に様といえよう。戦力を失った3組は教室を捨て、全員が中央階段から2階へ退却した。

 さて、ひとまずは3組の攻撃をしのいだ僕たちだったが、戦況はすっかり膠着してしまった。1組は西階段を使って立体的な攻撃をしてくると想定していたが、どうやら屋上を中心に部隊を配置していたらしく、他の組と交戦している様子はない。2組は今のところ動きが無い。給食のワゴンを置いておくスペースを占領するかとも思われたが、男子の戦闘力がさほどでもないこともあり、積極的な作戦に出られないようだ。
 かといってこのまま時が過ぎれば、2階をほぼ自由に行き来できる3組が1組あたりと同盟を組みかねない。脇本の脅威も去ったわけではない。
 5組との会議によって、三つの方針が打ち出された。ひとつは、いかなる手段を用いてでも速やかに脇本の脅威を取り除くこと。その上で2階もしくは屋上を制圧し全ての階段を封鎖すること。1階を安全な状態にし、長期戦に備えること。
 当初の目標である3組打倒はいまだ実現していない。しかし、脇本さえ倒せば、3組壊滅と2階制圧を同時に達成できるのだ。やはり脇本を何とかせねば。
 一之瀬はひとつの決断をした。暗殺だ。先程の戦いで、脇本の悪臭に対して消臭スプレーが有効であることはわかった。ならば、至近距離でスプレーを噴霧することができれば、悪臭の脅威に耐えながら脇本を倒すことができる。幸い4組はトイレを制圧している。これをうまく利用するというのだ。
 「この作戦は危険だ。だから信頼の置ける人間で部隊を編成する必要がある。」
 たしかに、相手を倒したとしても、一度被曝するとなかなか臭いがとれない。うまく倒せたとしても、自分は助からないかもしれない。そもそも成功するかどうかも怪しい。
 「だが、やるしかない。」
 一之瀬がそう言うのだ、これは賭けてみるしかない。異論を唱える者はいなかった。これが4組の強さだ。
 「植草、やってくれるな。」
 「おうよ!」
 植草は心地よい返事でもって了承した。一之瀬はあと二人の決死隊の名前を言った。
 「あとは岡部、そして山田が行け!」
 「ええ、僕!?」
 思わず言ってしまった。まさか自分にこの役割が来るとは思ってなかった。しかも、もうひとりは岡ちんだ。植草はスポーツ万能だが、僕も岡ちんも運動オンチで、こんな作戦は到底無理だ。
 「クラスのためなんだ。やってくれるよな。」
 一之瀬が僕たちの肩をポンと叩く。まわりは僕たちを期待の眼差しで見つめた。いやだとは言えなかった。僕と岡ちんはげんなりしていたが、植草は何故かノリノリだった。
 「こうなったらよ、ドハデにやろうぜ!」
 暗殺をドハデにやってどうする。植草のこういう性格も暗殺むきじゃないだろう。どう考えても人選ミスだと思うが、ここまでくるとかえって開き直ってしまうものだ。
 「いっちょやってやるか!」
 「おっしゃ!脇本をキンモクセイの香りにしてやろうぜ!」
 3人とも覚悟が決まった。作戦が成功すれば、5組がすかさず2階に突撃し制圧する。あとは戦力差で圧倒できるはずだ。ここが勝負の分かれ目、僕たちで決めてやる。
 僕たちはトイレに入り、まずは団結の連れションをした。そして各自消臭スプレーを手にする。ワキガが勝つか、消臭スプレーが勝つか。
 「信じてるぜ、大林製薬。」
 植草の一言に思わず笑いが漏れる。
 「それじゃ行くぜ!」
 「おう!」
 作戦が始まった。まずは外側の窓を開け、植草を先頭に校舎外壁の排水パイプを伝って2階まで下りる。これは文字どおり命懸けだ。続いて僕、岡ちんと続く。植草が2階のトイレの窓を慎重に開ける。中の様子を見て、僕たちにOKのサインを出す。中には誰もいないようだ。植草はすぐさま中に躍りこみ、一番窓に近い個室に入った。続いて僕。この瞬間だれかが入ってくるかもしれない。耳を澄まし入口を凝視する。そっと中に入る。すぐさま植草と同じ個室に入る。緊張で息が荒れる。最後は岡ちんだ。窓に足をかけ入ろうとした時、足音が聞こえた。
 戻れ、の合図を出す。岡ちんは慌ててしまい、足を踏み外した。
 「うお!」
 まずい、今の声を聞かれたか?僕たちは必死で動揺を押さえ、息を殺す。男が入ってくる。小便か?もし大便で、この個室に入られたら終わりだ。僕たちは音も無くスプレーをポケットから出した。ジッパーの音が聞こえた。これは小便だろうと確信した。五感がさえわたり、かすかな音でも聞こえる。ジョロジョロという音。僕と植草は互いにうなずいた。男は特に見まわるでもなくトイレを出た。ほっと息をついた。今のが脇本じゃないことは、臭いがしなかったことで分かる。心配なのは岡ちんだ。窓の外を見る。
 「大丈夫か?」
 岡ちんは1mほど下でじっとしていた。足を滑らせただけだった。植草が入口のドアをかすかに開けて外の様子を窺った。入れ入れと手を回している。岡ちんも無事にトイレに到達した。僕たちは3人で個室にこもった。これ以上の人数では隠密行動はとれなかっただろう。
 誰かが来るたびに僕は体が硬直した。ここは敵地、逃げ場は無い。見つかったら終わりだ。それでも植草は悠然としていた。戦いを楽しんでいるかのようにも見えた。ふと、鼻の奥にわずかにツンと突き刺さる感触が走った。臭いというよりも、なにか空気が尖ったような感じだった。植草が僕たちをキッと睨む。その目は「脇本だ」と語っていた。それは僕たちも気づいていた。悪臭よりも先に、鼻に刺激が走る。これは奴だけに特有のものだ。やがてスッパイ臭いがたちこめてきた。この距離でも強烈だぜ。ドアが開く。僕は指で、「行くか」の合図を出した。植草は首を横に振った。奴の放尿が始まってから行こうというつもりだ。植草という男、抜け目が無い。やがて放水の音が聞こえてきた。
 「あああ、もう、おめえって奴は本当に臭えな!」
 うそお、声出しちゃうのかよ。この男、やっぱり隠密行動に向かねえ。
 「だ、だれだ」
 「聞かれて名乗るもおこがましいが。」
 個室を出ておもむろに見栄を切った。こうなったら僕たちも乗るしかない。
 「俺たちは正義の味方、制汗戦隊デオドラント!」
 「松ヶ峰小学校美化委員の名にかけて!」
 「お前を消臭してやるう!」
 スプレー全開で奴を囲む。
 「こ、こんな世界一無防備な状態の時に襲ってくるなんて卑怯だぞ。どこが正義の味方だ!」
 「やかましい!くらええぇ!」
 奴の手は完全にふさがっていて反撃できなかった。僕が左の脇、岡ちんが右の脇、そして植草が顔面を攻撃した。
 「ぶふぉおお、やべろほほお。」
 僕たちは容赦しなかった。スプレーが切れるまで噴射し続けた。そして、僕と岡ちんでそれこそ命懸けで両脇を抱えて、最後は植草がにぎりっぺをかました。しかもそのまま顔に押さえつけている。
 「うぼぼぼぼ、ぐもももも。」
 奴は激しく体を揺さ振って抵抗したが、やがてぐったりとなった。僕たちが手を放すと、ずしんとその巨体を横たえた。
 「お前の屁、くさいよ、強烈・・・。」
 これが脇本の最後の言葉だった。自分であれだけ悪臭を撒き散らしておいて、自分以外の臭いには敏感だったのだ。なんて勝手な奴だ。
 「今の音なんだ!」
 まずい、3組の連中に気づかれたか。
 「山ちん、岡ちん、お前ら先に逃げろ!ここは俺が食い止める。」
 「だ、だけど・・・」
 「いいから行け!」
 岡ちんは急いでトイレを脱出し、排水パイプにつかまった。僕もそれに続く。植草、お前は自分を犠牲にして僕たちを助ける気か。いや、そうではない。なにやら脇本の着ていたシャツを脱がしている。そしてこっちを向いてニヤリとした。
 「うおお、お前ら、やれるもんならやってみろ!」
 そう叫ぶと、ワキガのシャツを振り回しながら突っ込んで行った。やるぜ植草、相手の兵器を逆利用するとは。3組の連中は予想外の事態に、ただ慌てふためいていた。
 「山ちんも早く!」
 岡ちんが上から声をかける。僕もすぐさまパイプを登り始めた。3階のトイレに戻ると一之瀬の信頼する片腕である西正が待機していた。
 「どうだった?」
 「脇本はしとめた。だが植草が・・・。」
 「僕たちを逃がすために、3組に突っ込んで行ったんだ。」
 西正が窓から身を乗り出す。2階で何が起こっているかはわからなかった。
 「うおおー!」
 突然の叫び声とともに、2階の女子トイレの窓からひとつの影が飛び出した。植草だ。
 「おおっ、あいつ女子トイレから飛び降りやがった。」
 着地するなりすぐにこちらを振り向いて、ガッツポーズを見せた。すこし足が痛そうだったけど。
 「おお植草、植草!」
 女子たちの「きゃー!チカン!変態!攻撃」をしのいだというのか。なんて奴だ。僕と岡ちんはハイタッチをした。教室に戻ると西正が叫んだ。
 「作戦は成功!山田と岡部は帰還。植草も無事だ。」
 「いやったあー!」
 みんなが一斉に叫んだ。教室は歓喜に包まれた。
 「これでもう楽勝だ!」
 「賞品はもらったあ!」
 もう勝ったかのような雰囲気だった。一之瀬は僕たちの肩を抱いて言った。
 「いやあ、お前らなら絶対やってくれると思ってたよ!」
 「あれくらい、楽勝だよ。」
 僕らしくも無く、余裕こいて見せた。
 そしてどこからともなく、万歳の声が聞こえた。やがてそれはクラス中を巻き込む大きな歓喜のうねりとなった。
 このとき4組は自信と戦意に満ち溢れていた。険しい戦いの中にも充実感を見いだしていた。必ずや僕たちのクラスから勝者を出すのだ。みんなの眼が、そう語っていた。






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この記事に対するコメント

作者からのコメント
 UPが遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。今回は制作の都合上、前後編に分かれてしまいました。作品の半分だけを読んでコメントをしてくれというのも無茶な話だと思いますが、それでもコメント待ってます。
 なお、後編のUPは3月30日ごろを予定しています。
【2007/03/24 15:04】 URL | ナチュレ #-


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